2010/04/15

言霊

「言葉に宿っている不思議な霊威」前から比較的、金言のようなものが好きなタチではあった。
しかしツイッターのような非常に短い言葉で、かつ手軽に言葉が使用される現代では、一つの言葉の持つ力は極端に弱まりつつあるように思える。

web上で、一分間にすさまじい数のテキストが登場しては、覆いかぶさるように新しいテキスト群によって消えていく。自分が10秒かけて作成したメッセージが、コンマ0.何秒かで消えていく。

情報に飲み込まれそうになる。
そんな折、人が体温を以て生きていると言う証に触れたくなる。

こんな感覚を失う人、対面への不感症が増えている気がする

2 件のコメント:

shimony さんのコメント...

>情報に飲み込まれそうになる

その中でつかんだ藁が、強い縁になったりする。就活なんかをしているとホントそう思う。

>一つの言葉の持つ力は極端に弱まりつつあるように思える

でも、みんながツイッターのような表現ツールを得たからこそ、カタチのない思いをコトバに、カタチにできる人は、もっと必要になっていくのではないだろうか。

よた さんのコメント...

コメントありがとうございます。
うーん、出国を控えて最近身の回りの藁が本当にありがたい強く太いキズナになっていて、嬉しいなぁと思うこの頃です。