2009/03/15

大人が果たす役割

遅ればせながら、先日節目の二十歳になりました。
色々とメールを送ってもらったり、ありがとうございます。余談ですが、11日の夜に尊敬する先輩にいい雰囲気の店でお酒をおごっていただいて、想い出に絶対になるような時間でした。
とにかくこの場を借りてお礼を言わせて下さい。

さて、まぁ当然タイトルのようなことを考えたくなる年頃なのですが、どんな意見を持つでしょうか?
今朝読んだメルマガには「子供に憧れられるような働きを見せる」とありました。一里ありますね。

若干ずれますが、最近なるほどな、と思わされたことは「自分の主観を大事にすること」です。
僕なんかはすごく影響されやすくって、ひとの話を聞いてすぐに考えなんて変わるんですが、だからこそ、周りの意見をたくさん聞いて、それで出した自分の結論には自信を持ちたいのです。
今後どんなやり方を選ぶにせよ、「あー、やっぱり○○のやり方にしてよかったんだね」と後々言われるように、自分で動いて、結果を出すしかない、と、そんなことを思う訳です。

書いていて若干調子にのりましたwいつものことだけど・・・
それではまたっ

2009/03/05

前回から引き続き、社会起業家について

社会起業家は万能なのでしょうか。社会起業家については、僕が言えるのは多くの社会問題を解決する可能性を秘めている、という曖昧な言い方にとどめておきたいと思います。

それは昨今グラミン銀行のインパクトが強かったせいか、社会起業家の知名度も高まり所謂「社会起業家万能説」みたいなものが出ている傾向を感じます。一度火がつくと叩くも崇めるも一方的になりがちなのは日本人の悪い傾向だと思いますが、物事の二面性をもう少し見るべきだと思います。
例えばグラミンバンクの例を取っても、バングラデシュにおける全ての貧困を解決しているわけではないし、そもそも融資という概念自体が最下層の貧困の人々を引っ張り上げることを対象にはしていません。(このことはムハマド・ユヌス氏本人が認めているし、またそこまで求めるべきではないという点では賛成である)しかも社会起業家がいるから私たちはその一部のヒーローたちに称賛を送っているだけでは、決して問題は根本から解決はしません。

説教臭い話になりますが、彼らの行動を見て、では私たちの実際の活動にどう活かし、取り込んでいくか。そこを考え始め、行動に移すことが第一歩になるのではないか。